よくある質問

Q うつや統合失調は良くなるのでしょうか?

A 精神疾患を抱えている場合、脳内物質の分泌がうまくいっていない、不安や恐れが強い、幻聴幻覚にとらわれているなど、日常生活を送れないほどエネルギーがダウンしている場合があります。エネルギーがダウンしすぎると、話す気力がなくなる、片付けができなくなる、本も読まなくなる、決断ができなくな
る、死にたいなど様々な症状が出てきます。こういう状態の本人にがんばれと言うことは逆に追い込む結果ともなりかねず、慎重な対応が必要になりますが、ひとつには不安や自殺願望はお薬で一時的に心を楽にしてあげることも大きな助けになります。エネルギーが不安や恐れにどんどん吸い取られ、前向きに
生きるところまで心のエネルギーが上がってこないのです。風邪をひいたときに風邪薬を飲んで熱を下げたり、咳止めを飲むと楽になって元気になるように、心に元気がなくなったときは一時的にお薬で楽にしてあげることも必要な場合があります。ただし、お薬の服用は慎重な対応が必要です。本人とお医者様
の1対1の診察では、本人は自分に都合のいいことしか言わず、お薬の調整が大変難しくなります。私達は一緒に実習を行っているスタッフや実習生から、本人の日常の生活の様子や起こってくる様々な問題点を、毎日精神科医の巽先生にご報告をし、微細なレベルでお薬の調整をして頂きますので、少ないお薬で
大きな効果をあげています。お薬はあくまで一時的な不安や恐れ、幻聴を消してくれる程度の効果しかないので、前向きに考えること、自分の人生をしっかり考え、苦しいことやつらいことに対する忍耐力など、心の実力を養ってゆくことが最も大切です。この心の実力はお薬では養うことができず、日常の生活
の中で毎日毎日、1ミリ1ミリ地道に努力を続ける以外に力をつけてゆく方法はありません。この生きる力を養うことが私達の最大の目的であり、本人が生きる上で最も必要な力となります。よくしてゆくには、上記のようなプロセスが欠かせません。

Q 夜眠れず、昼夜逆転。どうしたらいいですか?

A 生活のリズムをきちんと整えることが大切です。朝起きて、昼間しっかりと働くと、自然に疲れて夜眠くなります。昼夜逆転をしている間は、物事をきちんと考えることも難しく、自分の世界に閉じこもって、どうしても前向きになれません。いのちの森の学校では朝起きて、昼間は体を動かします。すると夜は疲れて眠くて仕方がなくなります。睡眠薬を飲んで来られた方で、睡眠薬が外れなかったお子様は1人もいません。ほとんどのお子様は、家で体を動かさず、好き勝手な生活をしているので夜眠れなくなります。大自然のよい環境の中で生活のリズムを整えることが最も大切です。

Q もう10年家にいますが、なんとかなりますか?

A 状況や年齢も関係してきます。10代20代は社会復帰も可能性は高いのですが、30代になると難しくなり、40代ですとかなり難しくなってきます。若いうちは脳も柔らかく、教えたことを素直に実行に移してゆけるのですが、30代になると頭が固くなってきます。またネガティブな考え方をするパターンの脳内回路を作り続け、固まってしまい抜け出せなくなります。少しでも早く、若いうちに対処をされることをお勧めします。